インプラント
インプラントは歯が抜けてしまったところに新しく歯を入れる方法の中では、大変優れた方法だといえます。
歯を入れるために他の歯を削ったりする必要がなく、また埋入後数ヶ月して安定すると強度的にも十分咀嚼に耐えることが出来、
他の歯にかかる力を分担してくれ、ひいては残ったご自分の歯を助けてくれることになります。
治療期間や費用は各症例で残っている骨の形や量や質、周囲の歯並びの条件や歯茎の状態などにより影響を受けますが、
具体的にご相談いただければ、わかりやすくご説明できます。
患者さんに合わせた
インプラント治療
当院では、生物学的活性や物理的性状の異なる数種類のインプラントから、症例に合うインプラントを選択し、提供いたします。
またインプラント治療は全て保険外診療となりますが、大まかな費用は状況を見せていただければお伝えできます。
インプラントは単独でいわゆる天然の歯と同じように一つの根っこの上に一つの歯を連結するやり方が主流ではありますが、欠損3歯に対してインプラント2本を植えて、ブリッジ(根が2つに歯冠が3つ)のようにするやり方や、総義歯の安定を得るために数本のインプラントを維持装置として使うやり方もありますので、お気軽にご相談ください。
インプラント治療の流れ
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Ⅰ.インプラント治療の流れ
治療に関してのカウンセリングを行います。カウンセリングを元に治療計画を立て、患者さんにしっかりとご説明します。
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Ⅱ.精密検査
CTやレントゲン、模型などによる診断を行い、治療法と選択肢、費用、治療期間などについてのご説明し、患者さんと相談して治療方法を決めます。
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Ⅲ.一次手術
埋入処置(歯の根にあたる部位を顎に埋め込む手術)を行います。入院の必要はなく、翌日から普通に生活していただけます。症例によってはインプラントに必要な骨を造成する処置を行うこともあります。
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Ⅳ.治癒期間
インプラントがご自身の体に馴染むまでしばらく経過観察をします。下あごの場合早ければインプラント埋入後3ヶ月で終了、上あごの場合早ければ6ヶ月で治癒期間は終了します。
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Ⅴ.上部構造の作成
埋入されたインプラントが定着したら、上部構造の作成に移ります。インプラントの種類によっては簡単な切開を要することもありますが、型採り、試適、仕上がりという流れになります。
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Ⅵ.定期検診・メンテナンス
インプラントを長持ちさせるために、定期的清掃とメインテナンスを受けていただくことをお勧めします。