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診療時間

[ 平日 ] 9:00-12:30 14:00-19:00
   ※木曜午後は往診となります
[ 土曜 ] 9:00-12:30

むし歯、歯周病、欠損修復について簡単に説明します。

むし歯治療

むし歯で受診された場合、問診→理学的診断→レントゲン診断→治療法の説明→患者さんの選択→治療開始となります。
早期治療が大切です。「むし歯かな?」と感じたらすぐにご相談ください。

歯周病治療

歯茎からの出血や腫れ、不快感など口の中の異常を感じる場合、歯周病に罹患していることが疑われます。完治することが困難な疾患ですので早急に受診することをおすすめします。また、自覚症状がない方も少なくとも年に一度は歯科医院を受診して歯周ポケットの検査や歯石の除去をすることをおすすめします。

お口の健康は生活習慣による影響が大きいのですが、生まれつきの体質にも大きく左右されます。
むし歯になりやすい人、歯周病になりやすい人、両方ともなりやすい人、そしてどちらにもなりにくい人
この体質は歯自体の質やお口の中の常在菌の種類、免疫的素養などに依存し、食習慣やお手入れなどさまざまなものに影響されます。
つまり「お酒に強い・弱い」「背が高い・低い」といったものと同じで、変えようがないところがあります。
当院では、各個人の体質に合わせた予防法についてご説明します。

むし歯の症状は、一般的に「C0」~「C4」という段階に分けて呼ばれます。
「C」とは「カリエス(=むし歯)」の頭文字です。症状やむし歯の場所、医院によって治療法は異なります。

  • C0

    歯の表面からカルシウム等の無機成分が溶け出したごく初期の段階。
    表面が白く濁ったり、歯の溝 が茶色くなりますが、見た目はほどんど同じです。

    主な症状
    表面が白く濁る / 溝が茶色になる
    治療法
    フッ素を使って歯みがきをする / 歯科医院でのフッ素塗布
  • C1

    エナメル質が細菌に侵されごく小さな穴や白濁、肌荒れ状になります。エナメル質には神経がないので痛みなどはなく、自覚症状はありません。定期的な検査を行うことで発見は可能です。

    主な症状
    小さな穴があく / 歯の表面に艶がなくなる / 薄い茶褐色になる
    治療法
    詰め物(プラスチック)
  • C2

    細菌が象牙質にまで達します。穴があき、見ためにもわかるようになります。冷たいものがしみるなどの自覚症状もでてきます。

    主な症状
    穴があく / 茶褐色から黒っぽくなる / 冷たいもの・噛んだときに痛む
    治療法
    むし歯の部分を削り、詰め物をするか、かぶせものをします。
    詰め物(金属、プラスチック、セラミック) / クラウン(金属、セラミック)
  • C3

    むし歯が歯髄(神経)に達します。歯髄に炎症が起きて痛みが出ることがあります。更に進行すると歯髄が壊死して一時的に痛みが止まることがありますが、病状は進行しています。

    主な症状
    歯に穴があく / 歯が欠ける / 歯にひびが入る
    治療法
    歯髄(神経)の治療をした後にクラウン(金属/セラミック)(状況によってはプラスチックを詰めることもあります。)
  • C4

    穴が広がり、歯がほとんどない状態。歯根だけが残ります。神経(歯髄)が死んで腐敗し、膿みが出ることで口臭が強くなります。歯根の先や周囲にまで炎症がおよび、歯茎の中の骨が溶けて、さらに痛みが起こり熱が出ることもあります。

    主な症状
    大きな穴があく / 根っこを残して歯がなくなる / 歯が割れる
    治療法
    抜歯をした後ブリッジ(固定式入れ歯 ) / 義歯(取り外し式入れ歯) / インプラント